冷製トマトおでん『夏野菜 トマト』

SHOTEI コラボレーション特別企画　第1弾

コンセプト

庄定は、
仕入先としては、県内外にトマトを販売している 株式会社「未来彩園」と、販売先としてはお客様の 株式会社「竹亭」さんを結び付け、新しい商品を生み出すコラボレーション企画提案させて頂きました。

農業生産法人 株式会社「未来彩園」

オランダ南部で、別名「ガラスの街」と呼ばれている一帯があります。
空から見下ろすと、温室のガラスが反射して、まるで一面にガラスが敷き詰められているように見える地域だからです。
そのような所が、私達のこの宮城県にもあります、大衡村です。全面ガラス張りのハウス一町歩（約３０００坪）の中に於いて、コンピューター管理で、日に数回、水と養分を与える養液栽培技術を活用し、オランダの種苗メーカーが、日本向けに開発した大玉品種（富丸ムーチョ）、他数種類のトマトが、独自の最先端技術で、栽培されております。

株式会社 未来彩園 URL
http://www.miraitomato.com/

創業50周年を迎えた株式会社「竹亭」代表取締役社長 阿部 英之

1969年生まれ、大学卒業後は接客業に従事し、24歳から日本料理の世界に足を踏み入れました。
東京で修業後、実家の鰻屋に入社。数々のコンクールで入賞の実績があります。
持ち前の行動力を活かし、料理人の目線だけにとどまらず、別の角度から料理の世界をぐんぐん広げています。

「冷製トマトおでん」レシピ

食欲も減退しバテ気味になってしまう蒸し暑い日本の夏が、今年もやって参りましたね！
食欲のない暑い日でも、ひんやりと食べやすい「冷製トマトおでん」はいかがですか？
トマトには、うまみ成分であるグルタミン酸（昆布のうまみ成分）が」多く含まれており、これと鰹節（イノシン酸）を合わせて相乗効果を狙ったレシピ。

1. 未来彩園大玉トマト「富丸ムーチョ」7個のヘタを包丁でくりぬき湯剥きする。
2. 鰹出汁2Lに薄口醤油100ml、味醂200ml、食塩30g入れ、おでんの煮汁を作る。
3. 更に鰹節50gを鍋で乾煎りして手でもみほぐし煮汁に入れる。
4. 他におぼろ昆布を20g煮汁に入れ一煮立ちさせて、灰汁をすくう。
5. 湯剥きしたトマトをそっと入れ、キッチンペーパーで落し蓋をして沸騰しないように、極弱火で30分煮含める。
6. 冷めたら、冷蔵庫で1日冷し、器に煮汁と共に盛り付ける。
7. 天に小口切りした花茗荷と別皿に辛子を添える。
8. 飾りにトマトのヘタをトッピングすると見た目も鮮やかになる。
9. スプーンでほぐして、薬味の茗荷と辛子を載せ、汁と共に口に運べば食欲のない暑い日でもさっぱり食べられる。

富丸ムーチョは阿部氏の手にかかると、トマトの世界がグッと広がり、酸味だけでなく、じんわり広がる甘味も感じ、果肉の厚い富丸ムーチョを思いっ切り楽しむことが出来ます。

インフォメーション

「冷製トマトおでん」は、6月～7月　本店「竹亭本店」、「竹亭中山店」さんで、味わうことが出来ます。
お電話でお問い合わせの上、是非この機会にご賞味ください。
お問い合わせ先
本店：022-252-5030
中山店：022-739-7878
URL：http://www.unagi-chikutei.jp/

あとがき

食べたもの、口にしたもので、私たちは出来ています。
この当たり前をもう一度考え、健やかに生きるために、「身体が喜ぶ、いただきます」が、増えますように・・・と、庄定は願っています。